GeminiCLIガイド 高性能で無料のAIエージェントGeminiCLIを使いこなそう


本記事では無料で使えるAIエージェントGeminiCLIの活用法、インストール方法を紹介していきます。


この記事の最終更新は(2026/03/18)です。


はじめに


近年、AIの発展が目まぐるしく進化していますね。


特にChatGPTやGeminiなどのLLMは非常に高性能で、これら生成AIを一度でも使ったことがあるならその性能に驚いたのではないでしょうか?


2022年11月にChatGPTが一般にリリースされ、2026年現在、我々はそれなりに生成AIの使い方を理解してきました。


例えば検索やコーディングのタスクもAIに投げれば、人間とは比べ物にならない速度でこなしてくれます。


すでにLLMが生活に欠かせないという人もいるのではないでしょうか?


それに加えてさらに現在ではAIエージェントというさらに発展したものが登場し始めました。これを適切に活用することで今までとは段違いの効率でタスクをこなすことができるようになります。


注意!!この記事はCLIの操作に慣れている人向けです。



AIエージェントとは


AIエージェントとはパソコンのフォルダやシェルなどを直接操作し、自動でタスクを進めることができるものです。


従来のブラウザの生成AIは、例えばAIの出力したコードをいちいち別のソフトに貼り付ける、といったように画面を行き来する必要がありました。


コードが長かったりプロジェクト構成が複雑だと貼り付けるのが面倒でしたよね。


しかしこのAI Agentは違います。直接プロジェクト構成を見て、コード修正させたりとタスクの全てをAIに委ねることができます。


AIエージェントのプロセス
AIエージェントのプロセスのイメージ


もちろんプログラミングだけでなく、以下のようなことも可能です。

  • ソフトウェアのインストールと設定
  • web検索などを駆使しマーケティング
  • レポートを書いてまとめる
  • プロジェクトの要約

特殊な設定をすればソフトウェアの操作をさせることもできます



AIエージェントと呼ばれるものはGeminiCLI以外にも以下のようなものがあります。

  • Claude Code
  • Github Copilot
  • Cursor
  • Cline
  • Devin

これらに比べて完全無料かつ手軽に始められる点では、GeminiCLIが優れていると思います。


このGeminiCLIはインストールも簡単ですし、無料版でもかなり制限が緩く十分に活用することができます。


まさにAIエージェントの入門にピッタリです。



GeminiCLIの特徴


無料版の余裕のある制限

GeminiCLIのgithubページには以下のように書かれています


60 requests/min and 1,000 requests/day with personal Google account.

出典:https://github.com/google-gemini/gemini-cli?tab=readme-ov-file

つまり無料版は一分間に60リクエスト、一日に1000リクエストまでという制限があります。これはかなり余裕のある制限で滅多に到達することはありません。



gemini3を無料で使うことができる

gemini3という非常に高性能なモデルを無料で扱うことができます。これは従来モデルよりも推論能力に優れており、複雑な指示にも柔軟に応えてくれます。




100万トークンの広大なコンテキストサイズ

これは、膨大な情報量でも問題なく理解し、文脈を考慮して返答を生成できることを意味します。


例えば、大規模なプログラムソースや長大なレポートをそのまま読み込ませても、的確に内容を把握してくれます。




Google検索機能

GeminiCLIはGoogle製なのでGoogle検索機能をサポートしています。


特に設定せずとも外部から検索して常に最新の情報を参照することができます。



拡張性

利用料が無料にも関わらず非常に優れた拡張性を持っており、サブエージェントやスキルと構築したり、MCPと接続することが可能です。


また他のAIエージェントと同じようにコンテキスト設定によって、振る舞いを自然言語で設定することができます。


GeminiCLIはMCP、スキル、サブエージェントなどの機能が用意されており、フル活用すると大幅な性能アップが見込めます。


以下のサイトで拡張機能をインストールすることができます。

https://geminicli.com/extensions/


これらの機能に関する記事をそのうち書く予定です。


サブエージェントに関しての解説はこちら

GeminiCLIで複数のAIエージェントを連携させよう


GeminiCLIのインストール方法

インストール手順


GeminiCLIのインストールにはnpmというツールが必要です


windowsなら

WindowsにNode.jsをインストールする手順


macなら

MacにNode.jsをインストールする


上記の記事の手順に従えばnpmをインストールすることができます。

上記の記事のタイトルが「Node.jsをインストール」と書いてありますが、Node.jsをインストールするとnpmもついてくるので問題ありません


linuxなら各々のパッケージ管理ソフトでインストールしてください


そして次にwindowsならコマンドプロンプト

mac、linuxならターミナルを立ち上げてください


そして以下のコマンドを実行してください

npm install -g @google/gemini-cli

これらの手順が終了したらそのまま

gemini -v

と入力しgeminiのバージョンが表示されたならインストールは成功です。

もしインストールできなかった場合

上記は非常に簡潔な説明なのでわかりにくいかもしれません。

インストールできなかった方は以下のサイトを参考にしてみたはいかがでしょうか?

以下の記事は丁寧にインストール手順が示されていてわかりやすいと思います
GeminiCLIをWindowsにインストールする方法【超初心者向け】
GeminiCLIをMacにインストールする方法【超初心者向け】


ログイン手順

次にログインする必要があります。

以下のような表示が出たと思います。

一番上の「1. Login with Google」を選択してください

するとブラウザが起動し、そのままログイン画面に映るのでログインしてください。

実際に実行する前に以下の「AIエージェントのリスク」の項目をお読みください

GeminiCLIを使う際は現在開いているコマンドプロンプトやターミナルから
gemini

と入力するだけで実行することができます。

AIエージェントのリスク

ファイル編集のリスク

GeminiCLIに関わらずファイルを操作することのできるAIエージェントは重要なファイルが勝手に改竄や削除されてしまうリスクが存在します。



このリスクを最小限にするため、ファイルを読み込ませる際はバックアップをし、特定のディレクトリのみでgeminiを実行するといいでしょう。



情報流出のリスク

GeminiCLIはGoogleのサーバーにデータが送られるので、個人情報や機密ファイルなどは入力すると情報流出のリスクが存在します。


また無料版はあなたの入力情報がAIの学習に使われる可能性があります。これが無料版最大のデメリットですので重要な情報は入力しないようにしましょう。




利用方法


geminiを実行すると以下のようになるはずです。

ここに文章を打ち込むとgeminiと対話をすることができます。

また終了するときはwindowsならctrl + c、macならcommand + cを二度押してください

どう使えばいいかわからないという場合は以下の「使用例」の項目を参考にしてください。

ファイル変更の許可

geminiはファイル変更をする際Action Requiredと出てきてファイル読み書きの許可をする必要があります。


以下の項目の選択を迫られます


1. Allow once  一度だけ実行する

2. Allow for this session   このセッション中は常に許可する

3. Modify with external editor 外部のエディターと接続する VScodeなどを使わないなら触る必要はない

4. No, suggest changes (esc)   許可しない


上記のものをキーボードの矢印とエンターで選択してください。


Gemini3を使う方法


/infoとコマンドを入力すると現在使用しているモデルの確認ができます。


もしGemini3を使う設定になっていないなら/modelコマンドで使用するモデルを切り替えることができます。


リストから 「Auto (Gemini 3)」 または特定のモデル(gemini-3-pro-preview など)を選択します。



GeminiCLIの操作テクニック

GeminiCLIのコマンド

GeminiCLIにはコマンドが用意されています。


コマンドは会話入力欄に/(半角スラッシュ)を入力すると候補が出てきます。あとは上と下の矢印キーを押すと選ぶことができます。


もしコマンドについての疑問があればGeminiCLI自体に質問すれば答えてくれます。

代表的なものを解説します。

  1. /chat このコマンドを使用すると現在のセッションを保存しいつでも再開することが可能です。
  2. /help  GeminiCLIの操作方法を表示できます。しかし全文英語なので、直接質問をした方がいいかもしれません。
  3. /clear チャットの履歴をリセットしコンテキストを綺麗な状態にします。
  4. /resume 以前のセッションを再開することができます

@メンションの活用

@を使うとGeminiCLIにファイル、ディレクトリを明示的に読み込ませることができます。


入力欄に@と打つと候補が出てくるので渡したいファイルなどを選択してください。


@メンションを使いこなすことでコンテキストの節約になり、精度があがります。


主な使用例

GeminiCLIには以下のようなタスクをこなすことが可能です。


コードやプロジェクトの解説

ライブラリなどをそのまま渡して、その解説をさせることが可能です。

プロンプト例「@project このプロジェクトについて解説して下さい」


Google検索

GeminiCLIに知りたいことをそのまま聞くとGoogle検索をした上で答えてくれます。


プロンプト例「近年のドル円比の傾向を調べて教えてください」


SVG画像でロゴやサムネイルなどを作らせる

SVG画像は内部がxml構造なのでそのままGeminiCLIに出力させることができます。

プロンプト例「歯車をモチーフにしたロゴをSVG画像で出力してください」


Claude Codeとの比較

類似のソフトウェアにClaude Codeというものがあり、こちらは基本的に有料です。


正確にはClaude Code自体は無料なのですがAPIが有料です。(ローカルLLMを使えば無料で使うことができるらしいので今度やってみようと思います。)


この記事を書くに当たって色々調べたのですが、GeminiCLIよりもClaude Codeのほうが優れているという意見がありました。


私はClaude Codeは使ったことがないのでわかりませんが、確かにGeminiCLIを使っていると時に変な回答をすることがあります。


しかしGeminiCLIの料金が無料だというのはその欠点を補って余りあると考えています。


その他にも拡張機能で性能を補えるのもあって現状GeminiCLIに大きな不満は感じていません。


Claude Codeを始めてみようという方はまずGeminiCLIを試し、もし不足を感じたならClaudeに課金をするというのがおすすめです。



まとめ

いかがでしょうか。この記事がAIエージェントを活用する第一歩になれば幸いです。

私は普段GeminiCLIをメインで使っており、今後もGeminiCLIの活用法などの記事を投稿していく予定です。

新しい発見があり次第この記事は随時更新していきます。